気温が低い時には、外に出ると寒さで凍えるような思いをすることもしばしばあります。そんな寒さの苦痛を和らげるために、寒さ対策の小物が活用できます。
外出時の寒さ対策で使える小物や、思わぬ防寒対策アイテムなど、便利な対策方法を提案させていただきましょう。
目次
風を通さない!体感温度を下げない工夫をしよう
体感温度を下げないためには、風よけが必要
人間はたとえ気温が低くなかったとしても、体感温度が下がることがあります。体感温度が下がる要因は様々ですが、その中でも風による体感温度の低下が有名です。そのため、体感温度を下げないようにするには、風よけが必要となります。
なぜ風によって体感温度が下がるのかというと、風が吹くたびに上皮面の熱を奪うからです。例えば、バイクなどの強い風を肌身で感じられる乗り物に乗ったことのある人は、感覚的に、熱が奪われて寒いのを理解しているはずです。
しかし、風よけをして、風が身体から熱を奪うのをうまく回避できれば、体感気温を下げずに寒さを感じることはありません。
風の身体への侵入を防ぐには防寒具を使用すべき
気温が寒い上に、風が強いような日は体感気温が一気に下がります。そのような時に風から体感気温の低下を守ってくれるのが、防寒具です。
防寒具には様々なものがあります。代表的なものであれば、ウィンドブレイカーのような風をシャットしてくれる衣類が挙げられます。また、ウィンドブレイカーは上着だけでなくズボンがセットになるものも多いです。これらを組み合わせて使うと、防寒効果は高まります。
風は防寒具ではない衣類の場合、簡単に身体へ侵入してきます。そしてあっという間に体内の熱を奪っていくものです。寒さをできるだけ感じないように、風の身体への侵入を防ぐならば、上手く防寒具を使用しましょう。
ちなみに、部屋の中での防寒対策を知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。冬だってヘッチャラ!家の中の寒さ対策
身体を暖めるアイテムを使ってぽっかぽか
小物アイテムを適切に使って、身体を温めましょう
防寒具は、体幹を寒さから守るウィンドブレイカーだけではありません。その他の小物の防寒具として、マフラー、靴下、手袋、耳当て、ネックウォーマー、ニット帽などがあります。
これらの小物アイテムは、ちょっと気をつけて使うと、その防寒効果を上げることができます。例えば、外で防寒具をつけ、屋内など暖かい場所に入れば防寒具を外すことなどです。なぜ屋内で防寒具をはずすべきなのか、それは暖かい場所での防寒具は汗をかくからです。汗は熱を発散させるので、汗を体温を下げて寒さを助長する要素になりかねません。
ちょっとした気遣いで、小物アイテムを適切なタイミングで使うなどして、身体を温めるようにしましょう。
こうすれば良い!オススメなカイロの使い方
冬の外出にあると嬉しいのが、暖かいカイロです。カイロはポケットに入れるタイプのものも良いですが、貼るタイプが使いやすくて便利です。特に桐灰の「はる」は、貼るカイロの中でも使いやすいです。
さて、そのカイロの使い方としてオススメなのが、血液が多く集まる場所に貼ることです。身体の中心部である「お腹」はもちろん、肩甲骨の間、尾てい骨部分なども身体が温まりやすいポイントとして知られています。
良いカイロを、身体が温まりやすい場所に貼る。それだけで、暖かく外出することができます。
風邪予防だけじゃない!防寒対策にも有能なマスク
マスクには保湿性や防寒性がある
風邪などの感染を防ぐために用いられるマスク。その用途は、風邪予防だけではなく、防寒具としても有能です。
なぜマスクが防寒具として使えるのか。それは、上記に説明した風を防ぐウィンドブレイカー的な要素、そして、自分の吐息がマスク内の空気にこもって湿度が上がる点が理由です。また、マスク内の空気の湿度が上がるので、口腔内や喉の保湿性を高め、乾燥を防ぐこともできます。
また、鼻までマスクで隠すことで、顔の露出面を減らせます。そうすれば、マスクの防寒効果をより高めることができるのもポイントです。
防寒的にもオススメな最近のマスク
寒さ対策にもマスクが使えることがわかりました。では、どのようなマスクがオススメなのでしょうか。
最近のマスクの中で、防寒的にも優れているのが、アラスクピッタマスクという製品です。このマスクは、肌とマスクの密着度が高いことから、マスクの横から風が吹き込む比率もかなり少なくなります。そのため、防寒的に優れた効果を発揮してくれるのです。
また、近年のマスクの性質は安いものでも良い傾向です。ですので、ぴったりと顔につけることを意識できれば、100円ショップで売られているマスクでも十分、防寒に使えます。
まとめ
外出時の寒さ対策として、冬に活躍する小物を上手く使うことで大きな効果を発揮できます。良い防寒アイテムを、適切な場所、方法で使って、寒い日の外出も快適に過ごしましょう。